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三角比と四面体体積:必見!数学の理解を深めるステップバイステップガイド

生徒

先生!四面体の体積の求め方がわかりません泣

歩兵

正弦定理と三平方の定理を使えば簡単にとけるので、頑張りましょう!

目次

三角比とは何か?基礎から理解する

三角比の基礎概念

三角比とは、直角三角形において隣接辺と斜辺、または対辺と斜辺の比率を指すものです。主にsin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)の三つがあります。三角比は幾何学、三角法、そして多くの応用数学や科学の基礎となっています。直角三角形の一つの角度と隣接する辺に注目すれば、その角度に特有の比率が存在するのです。この比率が数学的な公式や計算に使われます。

正弦定理を理解する

四面体の体積を求めるうえで、当然四面体の高さを求める必要があります。その時に、底面の外接円の半径を求めなければいけないので、正弦定理を理解しなければいけません。

三角比と四面体体積:求め方

初めに前提として、すべての四面体の体積を求めることができるわけではありません。頂点から底面からの垂線が、底面の外心を通る必要があります。

今回は、特に正四面体についてみていきましょう。

生徒

何か小難しくてわかりにくいなあ

歩兵

では、1ステップずつかみ砕いて説明しましょう!

例題

1辺の長さがaの正四面体ABCDの体積を求めよ

体積の公式

まず初めに、体積の公式を改めて確認しましょう。

四面体の体積の公式

\(V={底面積}\times{高さ}\times{\frac{1}{3}}\)

つまり、底面積と高ささえわかれば体積を求めることができます。

底面積

三角形の面積公式

\(\triangle\)ABCにおいて、\(S={AB}\times{BC}\times{\sin(\angleABC)}\)

よって、\(\triangle\)のBCDの面積は、

垂線の足と外心の一致

外接円の半径

高さの導出

歩兵

もう1問応用問題を見ていこう!!

三角比と四面体体積:実際の解答

解答

この問題の答えは覚えておくと計算が楽になります!例えば、長さ2の正四面体の体積を求めるとき、いちいちこのような計算をしなくても、aに2を代入して、と求めることができます。

生徒

え、この答えを覚えておけば、とても楽じゃないですか??

歩兵

でも、考え方を理解せずに答えだけ覚えても本末転倒だから注意してね

生徒

はい!テクニックの一つとして覚えておきます!

ちなみに1辺aの正三角形の面積は、です!これも覚えておくと計算が楽になりますよ

三角比と四面体体積:まとめ

ポイント

正四面体の体積の求め方

・底面積の導出

・外接円の半径の導出(正弦定理)

・高さの導出(三平方の定理)

今回の記事はいかがでしたか?最後までご覧いただきありがとうございます。


  • この記事を書いた人

歩兵

京大医学部現役生。地方の公立高校から合格。受験期の自らの体験をもとに「再現性がありかつ成績が伸びる勉強法」を発信している。

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