勉強法まとめ

【勉強のやる気が出ない人必見】習慣化という武器を手に入れよう

「勉強のやる気が出ない」

これは勉強する人が抱える中でも最も多い悩みの一つです。勉強をしなければいけないことはわかっていても、なかなか始められないですよね。

歩兵もせっかく早起きをしても結局勉強を始めるのが昼になってしまったという経験は何度もしています。

しかし、そんな歩兵でも習慣化をうまく利用することでやる気が出ない時でも勉強ができるようになりました。

そこで今回は歩兵の過去の経験を生かして習慣化のメリットとその効果的活用方法について書いていきたいと思います。

目次

習慣化はやる気が出ないを克服できる

冒頭でも書きましたが、習慣化の力を借りればやる気が出ない中でも勉強をすることができるようになります

そもそも、なぜやる気が出ないのでしょうか。答えは簡単ですね。

「面倒だから」

ゲームなど楽しいことはすぐに始められるのに勉強となるとなかなか始められないのは、勉強が面倒でつまらないからです。勉強の成果が出ていないうちはなおさらです。

しかし勉強のやる気が出ないからと言って自分を責める必要はありません。なぜなら人間は楽をしたがる生き物だからです。洗濯機が存在するこの時代にわざわざ手で洗濯物を洗う人なんていませんよね。

そのうえ、何かを始めるには相当のエネルギーを要します。車のエンジンをかける時と同じですね。

これらのことから言えるのは、やる気を出すことはほぼ不可能ということです。いくら自分を奮い立たせても結局楽な方に流れてしまいます。

そこで必要なのは「やる気が出なくても勉強できる方法」です。それが習慣化なのです。

習慣化が自分を勉強に向かわせてくれる理由。それは習慣化は何かを始めるためのエネルギーを小さくしてくれるからです。化学でいう酵素のようなものですね。

実は皆さんもすでに習慣化の恩恵を受けています。

学校に行くのって面倒じゃないですか?本来なら学校に行くには相当に重い腰を上げる必要があります。けれども、ほとんどの人は週に5日以上も学校に行っていますよね。なぜそのようなことができるのでしょうか。

それは学校に行くことが習慣になっているからです。習慣になっているからこそ、面倒でも毎日のように登校することができるのです。

週明けや長期休業明けって、学校に行くことがいつもより面倒に感じませんか。それはしばらくの間学校に行くことが習慣ではなくなっているからなのです。

習慣化が持つ力、理解していただけたでしょうか。習慣化の力をうまく利用すれば、最低限の勉強はできるようになりますよ。

習慣化の効果的活用法

勉強計画を立てる方は多いと思います。しかし、計画通りに行くことってほとんど無くないですか。

計画を立てるときはやる気に満ち溢れているけど、いざ始めるとノルマがこなせず、計画通りにできない自分に腹が立って結局勉強のやる気が無くなる。これでは本末転倒です。

勉強計画がうまくいかない主な原因は、毎日別のことをしているからではないでしょうか。どういうことかというと、毎日やることの内容が異なることで、自分がどれくらいの時間でノルマをこなせるのかがわからないため、結局自分の力量以上の計画を立ててしまうのです。

そこで習慣化の力を借ります。具体的には週単位で勉強計画を立てるのです。

例えば歩兵が受験生のころに立てていた計画は次のようになります。

月曜日   古文単語、文法復習

火曜日   英作文復習

水曜日   典型的な積分演習

木曜日   英単語復習

金曜日   無機化学の知識確認

これらのことを毎日約1時間やっていました。ここで大切なことは数週間全く同じ内容を繰り返すということです。そうすることで毎週少しずつ知識が定着するので知識が確実なものとなり、最終的には「これはもう絶対忘れないな」と言えるくらいまでしっかりと記憶に残るようになります。(繰り返しの意義についてはこちらで説明していますので参考にしてください。)

また、この計画の特徴として、例えば1週間目は英作文の復習に1時間かかっていたものが4週間後には20分でできるようになります。反復して知識が定着しているので当然ですね。すると、残りの40分はまた新しい内容をつけ加えることができるわけです。同じ1時間の勉強が繰り返すたびに密度が濃くなっていくのです。

さらに、週単位で計画を立てることで「これだけは今日やっておかなければいけない」という意識が生まれます。どんなに大変でも、この週単位の反復だけは最低限やれるようになるわけです。

すると、この繰り返しの中に苦手なことを組み込めば、つい苦手なことを後回しにしてしまう人でも半強制的に勉強するようになるので、簡単に苦手を克服することができます

実際歩兵は古文単語が弱点と知りつつ全く勉強していませんでしたが、反復計画に取り入れることでストレスなく古文単語の知識を増やすことができました。

毎日30分でもいいです。週単位の勉強計画を立てましょう。きっと1か月後には確実に成果が出ています。

まとめ

ここまで読んでいただいた皆さんは、習慣化は利用しないだけ損であると理解していただけたのではないでしょうか。最後に内容をもう一度まとめておきます。

習慣化は勉強を始めるための精神的ハードルを下げてくれます。やる気が出ない人は習慣化を利用しましょう。

習慣化を利用し、週単位の計画を立てましょう。勉強の本質である反復を自動化することができます。

習慣化はあなたにとって最強の武器となります。もうやる気が出ないと嘆くのはやめ、その武器を片手に勉強という敵に立ち向かいましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。質問等あればコメントをお願いします。

また、今回の内容が役に立ったと感じた方は、SNSでの拡散もお願いします。

それではまた!

  • この記事を書いた人

歩兵

京大医学部現役生。地方の公立高校から合格。受験期の自らの体験をもとに「再現性がありかつ成績が伸びる勉強法」を発信している。

-勉強法まとめ