
多浪して入学しても医学部でうまくやっていけるのかな
今回は医学部を目指して浪人されている方のこのような悩みについてお話ししようと思います。
結論から言うと、医学部では多浪でもうまくやっていけます。
周りを見ていて「多浪だから友達ができない」とかそういった問題はまずありません。
なぜそのように考えるのかをこれから説明していきたいと思います。
ちなみに僕自身は1浪しています(笑)
プロフィール

・地方の公立進学校から高校3年間塾に通わず、1浪を経て京大医学部に合格。(歩兵について詳しくはこちら)
・塾や家庭教師における指導数は10を超え、医学部や国公立合格を多数輩出。
・現役医学生ながら「本質的な学び」や「誰にでも再現可能な勉強法」についてブログで発信中。
目次
多浪でも医学部で困らない理由

僕が多浪の人であっても医学部で困ることがないと考える理由は以下の通りです。
・医学部はそもそも現役合格率が低い
・医学部では年齢が意識されることがない
・医学部生は就職で困ることがない
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
医学部はそもそも現役合格率が低い

医学部の現役合格率がどれくらいか知っていますか。
実は現役生はわずか4割しかいません。つまり浪人生が半数以上を占めているということです。
だから医学部に入学してみると周りは浪人生だらけ。
実際、僕の部活の同期は10人中6人が浪人しています。そしてそのうちの一人が3浪。
そのような事情もあり、多浪だからといって違った扱いをされるということは全くありません。

浪人生が多い医学部では多浪の人でも馴染みやすい!
もちろん多浪していると周りと価値観がずれているということはたまにあります。いわゆるジェネレーヨンギャップですね。
でも、大学というのは多様な価値観を持った人が集まる場所です。周りと考え方が違うことはむしろ個性としてプラスに働きます。
3浪している同期も多浪していることをうまくネタにしてみんなと仲良くやっています。
医学部では年齢が意識されることがない

医学部で生活している中で、年齢が意識されることは全くありません。
周りの人が何歳なのか一応把握はしていますが、年齢が離れていることをわざわざ気にする人は見たことがないです。
先ほど述べたように浪人生が多いという環境によるとも考えられますが、それ以上に医学部が学年単位ではっきりとした縦社会になっていることが最も大きいと思います。
医学部では年齢よりも学年の上下が強く意識されます。恐らく皆さんが想像している以上に縦社会です。

医学部では年齢よりも学年が意識される!
そのため、僕の3浪した同期も、学年が上の人には年齢が下であってもちゃんと敬語を使っています。
だから年齢が意識されることはまずないのです。
多浪なんて気にしなくて大丈夫ですよ。
医学部では就職で困ることがない

他の人より年齢が上。
これは通常の就活ではかなりのディスアドバンテージですよね。
企業は少しでも長く働ける人を求めているのでどうしても若い人を採用する傾向にあります。
しかし、医学部では就職するにあたって年齢を気にする心配はありません。
というのも、医者としてどの病院で働くかというのは自分の実力次第で決まるからです。
勉強すればするほど倍率の高い人気な病院で働くことができるようになっています。

医者になるにあたって多浪は不利にはならない!
したがって、勉強さえちゃんとやれば多浪の人であっても希望の病院で働くことができます。
医学部においては多浪であっても将来の心配をする必要はないのです。
多浪の人はこれには気を付けて!

ここまでは多浪の人であっても医学部では困らない理由についてお話ししました。
そのため、多浪している人は安心して勉強に集中してほしいと思います。
ただし、多浪している人に1つだけ忠告したいことがあります。
それは「入学後に勉強で苦労する可能性がある」ということです。
多浪しているということは、医学部に入学するのに周りの人よりも多くの時間がかかっているということですよね。
したがって、多浪の人は入学後に勉強で周りのペースについていけない可能性があるのです。

多浪の人は入学後に勉強で苦労するかも!
では、勉強で遅れをとらないためにはどうしたらよいでしょうか。
受験期のうちに「正しい勉強法」を身につけましょう。
これが大事です。「正しい勉強法」とは効率よく確実に成績が伸ばせる勉強法を指します。
果たして皆さんは今「正しい勉強法」で受験勉強ができているでしょうか。
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