
京大医学部に入りたいけど、実際どんなところなんだろう
今回はそんな方に向けて、京大医学部に入学するメリットデメリットについて書いていきたいと思います。
京大医学部現役生が解説するためリアルな情報を提供できると思いますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
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目次
京大医学部に合格してよかったこと
京大医学部に合格してよかったことは主に3つ。
- 他大の医学部ほど忙しくない
- 留年率が低い
- 日本最先端の研究が身近にある
それではここからはそれぞれについて詳しく説明していきます。
京大医学部に合格してよかったこと1 他大の医学部ほど忙しくない
学生が感じる最大のメリットがまさにこれになります。
京大医学部は医学部の中でもトップクラスで時間に余裕があります。
1位は名古屋大医学部で京大医学部はその次だという話もよく聞きます(笑)
医学部に入るにあたり、忙しくなる覚悟はしていました。しかしながら入学してみると拍子抜けしました。
なぜなら先輩方が皆暇そうにしているからです。「暇すぎてすることがな」と嘆く人までいます。

入学当初は「本当に医学部なのか」と疑いたくなりましたが実際に京大の医学部生として生活していく中でこの事実を確信しました。
医師になると自由な時間が減ってしまうので、学生時代くらいは遊びたいと考えている人も多いでしょう。そんな人にとっては非常におすすめです。
京大医学部に合格してよかったこと2 留年率が低い
京大医学部の良いところ2つ目は留年率が低いところ。
他大の医学部に入った人の話を聞いていると、学年の2、3割の人が留年しているイメージ。
しかし京大医学部は真逆です。留年している人を探す方が難しいくらいです。
どうして留年率が低くなっているのかというと、試験に通りやすいんですよね(笑)
本試験で9割ほど落としたけど、追試ですべての単位を取り切ったなんて人もいるくらいです。

少しでも勉強しなきゃという危機感があれば留年することはまずありえません。なぜなら本当に全く勉強しない人だけが留年していくからです。
他大においては留年というのは非常に身近な問題となりますが、京大医学部では留年は「留年しそうや~」という単なるネタの一つにしかなりません。
留年しにくいことが、メリット1つ目の自由時間を確保できるということにつながっているのかもしれませんね。
京大学部に合格してよかったこと3 日本最先端の研究が身近にある
先ほどの2つと比較すると少し真面目に聞こえるかもしれませんが、京大医学部に入るメリット3つ目は日本最先端の研究がある環境で勉強できることです。
京大医学部にはノーベル賞を受賞された本庶先生や山中先生をはじめ、各分野の権威者が多く所属しています。
そんな人が身近にいるというだけでも気分が高まりますよね。
そしてさらに京大の先生方は比較的優しい方が多く、「京大医学部生です」というだけで直接お話しできることもしばしば。
こんな経験、他大の学生には絶対にできません。京大医学部生の特権と言えます。

また、医学部の授業は基本的には教授等が行うことから、授業中に学習内容の発展としてご自身の研究内容を紹介する場合もあります。
かなり難解な内容も多いですが、今学んでいることがこんな素晴らしい研究につながっているのかと実感することができます。
京大医学部に入学するデメリット
では続いて京大医学部に入るデメリットを紹介します!と言いたいところなのですが…
正直デメリットはありません(笑)
他大の医学部と比較してもかなり優遇された環境ですからね。
強いて挙げるとすれば次の2つでしょうか。
- 合格するのが難しすぎる
- 総合大学のメリットが享受できない
それぞれについてもう少し説明していきますね。
京大医学部に入学するデメリット1 合格するのが難しすぎる
皆さんご承知の通り、京大医学部は入るのが想像を絶するレベルで大変です。
受験期は確実に苦しむことになると思います。
それが京大医学部を目指すうえでかなりのデメリットになってくると思います。
ただ単に医師になりたいのであれば、別にわざわざ入るのが難しい大学を選択する必要はありませんからね。
もちろん京大医学部は入学したら素晴らしい学生生活が待っていますが、それを手に入れるためには並外れた覚悟や努力が求められるということですね。

僕自身も実際に京大医学部を目指したわけですが、今考えても受験期は苦しかったですね。
京大医学部に合格するために求められる学力の高さには何度も絶望しかけました。
しかし、人生においてはそういった経験も絶対に生きてくるのでぜひ皆さんにも果敢にチャレンジしてほしいと思います。
京大医学部に入学するデメリット2 総合大学のメリットが享受できない
京大は総合大学であるため、単科医大よりも多くの人と交流できるに違いない。
このように考えている人は多いです。実際に僕も入学前はそのように考え、志望理由の1つになっていました。
ところが入学してみると、「本当に総合大学なのか?」と思うくらい他学部の人との交流がありません。
仲の良い友達はみんな医学科の人ばかりです(笑)
まさかの人間健康学科(いわゆる看護科)の人との関わりすらないというのは驚きでした。
逆に言えば閉鎖的な分、友達や先輩後輩とはとても仲良くなれます。実際に病院で働くようになってもそこに仲の良い人がいるというのは心強いですね。
もちろん、他学部の人と絶対に交流でいないというわけではありません。全学のサークルに入ったりすれば他学部の友達もたくさんできます。
ただ入学時は他学部の人とつながる方法についての情報がないので上手に行動できず、医学部内だけに活動が絞られるというのがほとんどです。
ぜひ皆さんには入学時から積極的に動いて京大にたくさんのつながりを築いてほしいですね。
まとめ
今回は京大医学部に入るメリットデメリットを紹介しました。
一言でまとめると、合格するのは大変だけど学生生活はめちゃくちゃ楽しいし恵まれているとなります。
少しでも興味のある方は目指す価値は十分にあるので頑張ってください。
直接京大医学部現役生に質問したりお話したいという方はぜひ勉強法の相談もやっているので申し込んでみてくださいね♪